パブコメで声を届けよう!
現在「第6次エネルギー基本計画」が最終段階を迎え、10月4日までパブリックコメント(国民からの意見)を募集しています。
現在までに行われた審議会での議論は、原発や化石燃料産業界の声が大きく、自然エネルギーへの転換を先送りしようとするものでした。
このままでは、一部の産業の利益のために、私たちや若い世代の未来が犠牲になってしまいます。ぜひパブコメで、「エネルギー基本計画」へみんなの声を届けましょう!
▶︎エネルギー基本計画(案)に対するパブリックコメント募集のページはこちら
パブコメテンプレート
時間ないよ〜書き方わからないよ〜という方は、ぜひ以下の文章をコピペして使ってください!以下テンプレです。コピペして使ってください----
こんにちわ。私は●●●●(名前)と申します。
●●在住で、普段●●●をしています。
例:私は気候危機に関心のある若者です。/子供の未来が心配な一児の母親です。/金融関係に勤める30代です。仕事柄、気候危機のことを気にしています。/ などなど、簡単に「気候危機に関心がある」ことを添えるのもgood!
(パブコメは公表されますが、個人情報は除いての公表ですのでご安心ください)
気候変動がどんどん加速し、豪雨、洪水、巨大台風、山火事など、日本でも世界でも、気候変動が原因とされる災害が増えています。
私たちがこの地球で、これからも安全に安心して住んでいけるように、
エネルギー基本計画の内容を以下のように変えることを提案します。
・【決定プロセスに変化を】
気候変動の影響を最前線で受けている地域の方、
将来も大きく影響を受け続ける若者など、市民の意見を決定プロセスにしっかり反映できるよう組み込むこと。
・【パリ協定1.5℃目標に整合した数値を】
2030年までのCO2削減目標をパリ協定の1.5℃目標に整合させ、先進国として責任を担った数値にすること。
・【原発をゼロに】
未来世代にとって、安全に暮らしていける地球を残す計画が必要です。コスト、安全性の面においても不安要素のある原発は使わないこと。
・【石炭火力をゼロに】
一刻も早く化石燃料産業から脱却することが必要です。世界の流れは「脱石炭」に向かっており、2030年まで石炭火力発電を使うことは、国際的な潮流にも逆行しています。
・【高リスクな新技術に頼らない計画を】
再エネという確実な技術と森林という恵みがあるため為、不確実で高リスクなCCUSなどの技術に頼らない計画を立ててください。
また、アンモニア混焼の技術利用においては、水素・アンモニアは化石燃料から抽出せず、完全に自然エネルギー由来でない限り利用しないこと。
・【まずはしっかり省エネを】
今の計画案では省エネに重きを置いていませんが、そもそも脱成長へとシフトする社会のしくみが必要です。無駄なエネルギーを作らず、もっとスマートに省エネを推進していくこと。
・【再エネ100%に】
再生可能エネルギーは2030年に少なくとも50%以上、2050年には100%にする必要があり、それが可能であるという研究結果も複数あります。2030年に36~38%という目標では不十分です。また、再エネを地域に根ざして拡大することも重要であると考えます。
エネルギー基本計画に、以上のことを求めます。ご検討いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
●●●●(名前を書く)
以上-------
その他の参考サイト
ATO4NEN - パブコメに参加しよう
http://ato4nen.com/public-comment/